石垣島の路線バス完全ガイド|空港線の時刻・運賃と1日フリーパスの損得

この記事の島石垣島のページ →
南ぬ島石垣空港 国内線ターミナルの案内看板

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

石垣島の旅は「レンタカーがないと動けない」と言われがちですが、島には路線バスが走っています。しかも空港と市街地を結ぶ便は日中30分間隔。免許を持たない人、家族で運転を交代したくない人、離島めぐりが中心で石垣島の滞在が短い人なら、バスだけで十分に成立します。ここでは東運輸(東バス)とカリー観光の公式情報をもとに、時刻・運賃・フリーパスの損得までまとめます。

石垣島を走るバスは「東バス」と「空港直行のカリー観光」

島内の路線バスは東運輸(東バス)のほぼ一社体制です。バスターミナルを起点に、空港線(系統④・⑩)、川平リゾート線(系統⑨)、米原キャンプ場線(系統⑪)、一周線(系統②・③)、平野・伊原間方面(系統⑤・⑥)、吉原線(系統⑦)、西回伊原間線(系統⑧)、川原線(系統①)、八重山病院線(系統⑬)が伸びています。

これに加えて、カリー観光が石垣空港と石垣港離島ターミナルを結ぶ直行バスを走らせています(空港公式の交通案内では「55」の番号で案内されています)。離島へ渡るだけなら、こちらが最短です。

注意したいのが、港を経由して空港へ直行する系統⑭(港経由空港直行便)です。2026年9月1日から1日1便に減り、東運輸のお知らせでは10月1日から運行休止となります。空港と市街地・離島ターミナルの行き来は、下の系統④かカリー観光の直行バスを使ってください。

南ぬ島石垣空港の石碑
バスのりばは国内線ターミナルの中央出入口を出て左側。タクシーのりばは右側です

空港⇔市街地|系統④は日中30分間隔・所要約35分

主力は系統④(平得・大浜・白保経由空港線)です。東運輸の詳細時刻表によると、下りはバスターミナルを6:30から19:30まで毎時00分と30分に出発し、そのあとは20:00発と21:00発の2本(20:30発はありません)。石垣空港には7:05から順に到着します。上りは石垣空港を7:15から21:45まで、バスターミナル着は7:50から22:17まで。所要はおよそ35分で、夜の一部の便は石垣港離島ターミナルを経由せず32分で走ります。

運賃は石垣空港とバスターミナル/石垣港離島ターミナルのあいだが片道550円(東運輸の運賃表は令和7年4月1日改定)。ホテル利用者には系統⑩(アートホテル石垣島・ANAインターコンチネンタル経由)もありますが、こちらは1日5便で、バスターミナル発が7:45・10:45・12:45・13:15・14:45、石垣空港発が8:45・11:45・13:45・14:15・15:45です。宿の前まで行ける代わりに本数は限られます。

カリー観光の直行バスは片道 大人550円・小人280円。石垣空港発は9:35から19:05まで(毎時05分と35分)、石垣港離島ターミナル発は8:40から18:10まで(毎時10分と40分)の運行です。運賃は前払いで、車内では現金とクレジットカードのタッチ決済に対応、オンラインチケットや紙チケットの事前購入もできます。

行き先 バス タクシー(空港公式の目安)
石垣港離島ターミナル 系統④・カリー観光直行 550円 25分・3,500円
ANAインターコンチネンタル 系統⑩(1日5便) 20分・2,900円
川平公園 系統⑪(空港発は2便) 40分・5,600円
玉取崎展望台 系統②・③(一周線/玉取崎バス停) 25分・3,600円
平久保崎 系統⑤・⑥(最寄りは平久保バス停) 45分・7,100円
タクシー運賃は南ぬ島石垣空港が公表している目安です。バス運賃は距離で変わるため、行き先ごとの額は東運輸の運賃三角表でご確認ください

観光地へ行くなら|川平・米原・平久保

川平湾へは、バスターミナル発の系統⑨(川平リゾート線)が定番です。フサキビーチリゾートやみね屋工房前を経由して川平公園前へ向かい、シーサイドホテル・クラブメッドまで続きます。

見落とされがちなのが系統⑪(米原キャンプ場線)。東運輸の案内には、石垣空港から川平公園・クラブメッド・石垣シーサイドホテル方面へ直接運行しているこの路線が便利で、石垣空港12時15分発と15時発の2便がある、と明記されています。空港から市街地を経由せずに川平へ入れる、事実上の唯一の路線バスです。到着便の時刻がこの2便に合うなら、荷物を持ったまま北部の宿へ直行できます。

平久保崎や玉取崎など北部の絶景へは、系統⑤・⑥の平野方面と、系統②・③の一周線が使えます。ただし本数は少なく、往復の帰り時刻から先に組み立てるのが鉄則です。

石垣島の宿・航空券を探すTrip.comでホテル・航空券をまとめて比較・予約
Trip.comで見る

1日フリーパスは元が取れるか

東運輸の乗車券は4種類あります。

  • 1日フリーパス(24時間利用可能):大人1,000円・小人500円。全路線バスが乗り放題で、購入した日の時間から24時間有効。バスターミナル窓口とすべての路線バス車内で買えます(定期観光バスは対象外)
  • みちくさフリーパス(3日間フリーパス):大人2,000円・小人1,000円。1日あたり約667円の計算です
  • 石垣空港⇔石垣港離島ターミナル往復乗車券:大人1,000円・小人500円。片道550円なので往復で100円安くなります
  • 無記名乗車券(シート券):1,100円分の金券。バスターミナル窓口のみの販売で、現金と併用できます

損得はかんたんです。空港と市街地を1日で往復するだけで550円×2=1,100円。この時点で1日フリーパス(1,000円)のほうが安く、しかも他の路線にも乗れます。滞在中に川平や北部へ足を延ばすなら、1日フリーパスを2日分買うか、みちくさフリーパスを検討する価値があります。逆に「到着日と出発日に空港とターミナルを往復するだけ」なら往復乗車券で足ります。

乗る前に知っておくこと

支払いに癖があります。東運輸の路線バスで使えるのは現金と、タッチ決済に対応したクレジットカード(普通運賃の清算のみ)だけ。交通系ICカード、Edy、WAON、タッチ決済に対応していないクレジットカードは使えません。現金の場合はお釣りが出ないため、車内の両替機を使います。カリー観光の直行バスも交通系ICカードとQRコード決済は使えません。

そのほか、東運輸の公式サイトに明記されている点をまとめます。同社の路線バスでは小人(6歳以上12歳未満)が大人運賃の半額、幼児(6歳未満)は大人1人につき1人まで無賃。障害者手帳を提示すると本人と介助者が半額になります。路線バスは事前予約制ではなく、立ち席を含めて満席の場合は乗車できません。次の便を待つことになるため、飛行機の時刻がぎりぎりの日は1本前の便を選んでください。

台風の時期は運休もあります。東運輸はお知らせ欄で運休と再開を告知しており、2026年9月3日には「全路線バス通常運行に戻りました」と掲示されました。問い合わせは路線バス担当(0980-87-5423)へ。窓口の営業時間は8:00から17:00、バスターミナル営業所は8:00から17:30(年中無休)です。

まとめ

石垣島のバス旅は、空港線は日中30分間隔・所要約35分・片道550円という一点さえ押さえれば組み立てられます。離島ターミナルへ直行したいならカリー観光、川平へ直行したいなら空港12時15分発か15時発の系統⑪。市街地を拠点に1日動くなら1日フリーパスが1,000円で、空港往復するだけでも元が取れます。運賃の支払いに交通系ICカードが使えない点と、満席なら乗れない点だけ気をつけて、時刻表を1枚スクリーンショットしておけば準備は完了です。

参考・出典(公式サイト)

※ 時刻・運賃は改定される場合があります。おでかけ前に各社の公式サイトで最新のダイヤをご確認ください。(最終確認:2026年9月)

← 八重山たびトップへ モデルコースの記事一覧 →
姉妹サイト:島めぐり|伊豆諸島(東京の島々)の旅メディア