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石垣島の旅で必ず一度は通るのが、市街地の中心にあるユーグレナモール。屋根つきのアーケードに、おみやげ店・食品店・工芸の店が並びます。ただ、店の数が多いぶん「結局どれを買えばいいのか」で迷いがち。この記事では、ユーグレナモールの成り立ちと回り方、そして定番のお土産の選び方を、公式情報をもとに整理しました。持ち帰るときの注意点までまとめています。
ユーグレナモールとは|日本最南端のアーケード商店街
ユーグレナモールは、石垣市中央商店街振興組合が運営する石垣市大川203の商店街です。公式サイトは「日本最南端のアーケード商店街」と紹介しており、名前は2010年に株式会社ユーグレナが命名権を取得して現在のものになりました。
ポイントは屋根があること。石垣島は年間降水量が2,000mmを超える島で、急に雨脚が強まることもありますが、モールの中なら傘なしで歩けます。日差しの強い昼間も、日陰を歩けるのはありがたいところです。

起点は石垣市公設市場|1階は生鮮、2階は土産と体験、3階は食堂
モールの中心にあるのが石垣市公設市場(石垣市大川208)。公式サイトによると営業は9時〜20時(店舗により異なります)、休みは第2・第4日曜です。市場が設けられたのは1899年(明治32年)で、老朽化した区画を改築して2021年5月18日にリニューアルオープンしています。
フロアは3層。1階は鮮魚・精肉・かまぼこなどの生鮮食品と飲食店、2階はお土産品の店やTシャツの店、三線を体験できる区画、3階はいちば食堂などが入ります。入居数は公式サイトの案内で23店舗(ページによって記載に幅があり、入れ替わりもあるため目安です)。
石垣港離島ターミナルからは徒歩9分・約650m、東バス「バスターミナル」からは徒歩4分・約280m。竹富島や西表島から戻ってきた足で立ち寄れる距離なので、離島めぐりの帰りにお土産をまとめて買うのが効率的です。なお公設市場に専用駐車場はなく、公式サイトは徒歩約3分の石垣市蔵元駐車場などを案内しています(最初の1時間100円・以後1時間ごと100円。※この料金だけは公式サイトに2022年1月現在と明記された掲載額で、ほかの項目より古い数字です。変わることがあるため目安としてご覧ください)。ターミナルの使い方は石垣港離島ターミナルの使い方にまとめています。
ひとつ注意点があります。2階の石垣市特産品販売センターは、リニューアル改装工事のため2026年9月30日を最終営業日に一時休業すると公式サイトが告知しています(再開日は未定)。休業中も市場のほかの店は通常営業とのことなので、特産品をまとめ買いしたい人は最新のお知らせを見てから向かうと確実です。
お土産の選び方 早見表
| お土産 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 泡盛 | 石垣市内に6つの酒造所。全麹仕込み・単式蒸留 | 自分用・お酒好きへ |
| 八重山かまぼこ | 魚のすり身を揚げたタイプが中心。老舗が市内に複数 | すぐ食べたい・宿で飲む人 |
| 石垣島ラー油 | 島の食材を使った調味料。100g前後の小瓶が中心 | かさばらせたくない人 |
| 八重山みんさー | 五つ玉・四つ玉の絣模様が入った織物 | 長く残るものを贈りたい人 |
| 石垣の塩 | 海水を原料にした塩 | 軽くて配りやすいものが欲しい人 |
①泡盛|石垣市内に6つの酒造所がある
沖縄県酒造組合の酒造所一覧によると、石垣市内には池原酒造・仲間酒造・請福酒造・髙嶺酒造所・八重泉酒造・玉那覇酒造所の6つがあります。泡盛は、原料の米をすべて米麹にして仕込む「全麹仕込み」と、もろみを一度だけ蒸留する単式蒸留が特徴。使われる黒麹菌はクエン酸を多く生み出し、もろみの酸度を高めて雑菌による腐敗を抑えるとされています。亜熱帯の島で造られてきた酒ならではの仕組みです。
銘柄に迷ったら、まずは度数の低めなものから。飲み比べたいなら、モール周辺の酒販店や市場の売り場で小容量のボトルを選ぶと荷物になりません。なお航空機に持ち込める酒類には度数と量の制限があるため、買う前に利用する航空会社の公式案内を見ておくと安心です。
②八重山かまぼこ|そのまま食べられる総菜系
八重山でよく見かけるかまぼこは、魚のすり身を揚げたタイプ。板にのった蒸しかまぼことは食感も食べ方も違い、そのままつまめる総菜に近い存在です。石垣島には1957年(昭和32年)創業の金城かまぼこ店や1945年創業のマーミヤかまぼこなど老舗が複数あり、公設市場や空港でも揚げかまぼこが並びます。宿で島の味を楽しみたい日の買い物にちょうどいい一品です。
③石垣島ラー油|小瓶で持ち帰りやすい調味料
辺銀食堂の石垣島ラー油は、公式サイトによると通常版・激辛版が100g、壺ラー油が小100g・大200gという構成。公式オンラインショップのほか、公式サイトに掲載された小売店でも購入できます。小瓶なので荷物になりにくく、家に帰ってからも島の味を思い出せる調味料です。
④八重山みんさー|「いつの世までも」を織り込んだ布
八重山を代表する織物がみんさー。あざみ屋 みんさー工芸館の公式サイトによると、絣の五つ玉と四つ玉の模様には「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く・・・。」という想いが込められています。帯や和装だけでなく、小物・バッグ・インテリア・シャツまで幅広い商品がそろいます。意味のある柄なので、贈りものとして強い一品です。
⑤石垣の塩|軽くて配りやすい定番
石垣市商工会の会員情報によると、株式会社石垣の塩は海水を原料にミネラルを含んだ塩づくりを行っています。塩は軽く割れにくいため、数を配る前提のお土産として扱いやすいのが利点。島の食材と合わせるなら、石垣牛や八重山そばの記事もあわせてどうぞ。
持ち帰りで気をつけたいこと
沖縄から本土へ植物を持ち出す際には、植物防疫の移動規制があります。植物防疫所によると、規制の対象はカンキツ類の生植物(種子および果実を除く)やサツマイモの生の茎葉・地下部など。カンキツグリーニング病菌やアリモドキゾウムシといった、他地域にいない病害虫を広げないための決まりです。苗や生の芋を買うときは、対象かどうかを植物防疫所の案内で確かめてください。
もうひとつは温度。生の魚や肉、かまぼこなどは持ち歩く時間が長いほど傷みます。買うのは帰る日の前日か当日に回し、保冷剤や発送の可否を店で相談するのが確実です。
まとめ
ユーグレナモールは日本最南端のアーケード商店街で、雨でも日差しの強い日でも歩けるのが強み。石垣市公設市場(9時〜20時・第2・第4日曜休み)を起点に、泡盛・かまぼこ・ラー油・みんさー・塩と回れば、島の食と工芸がひととおりそろいます。離島ターミナルから徒歩9分なので、離島めぐりの帰りに寄るのが効率的。2階の特産品販売センターは2026年9月30日を最終営業日に改装で一時休業する告知が出ているので、出発前に公式のお知らせを見ておくと安心です。植物の移動規制と生ものの温度にだけ気をつけて、島の味を持ち帰ってください。
参考・出典(公式サイト)
- ユーグレナモール(公式サイト)
- 石垣市公設市場「市場について」(施設概要・歴史)
- 石垣市公設市場「アクセス」(営業時間・駐車場案内)
- 石垣市公設市場「石垣市特産品販売センター リニューアル改装に伴う一時休業のお知らせ」
- 沖縄県酒造組合 酒造所一覧
- 辺銀食堂 石垣島ラー油(公式サイト)
- あざみ屋 みんさー工芸館(公式サイト)
- 石垣市商工会 会員情報(株式会社石垣の塩)
- 植物防疫所 国内の移動規制
※ 営業時間・定休日・商品の内容は変更される場合があります。おでかけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください(最終確認:2026年9月)。
