ペット連れで石垣島・八重山の離島へ|飛行機は預け入れ、高速船はケージで屋外の席、猫は西表島に入れない

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南ぬ島石垣空港 国内線ターミナルの案内看板

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犬や猫を連れて石垣島へ行き、竹富島や小浜島まで足を延ばすことはできます。ただし、ANA・ソラシドエアでは犬・猫は貨物室への預け入れだけで、5月1日〜10月31日は短頭犬種を預けられない航空会社があります。高速船は小型ならケージに入れて乗れて、屋外の席になることが多く、そして旅行者は猫を西表島に連れて行けません。この記事では、ANA・ソラシドエア・スカイマーク、安栄観光・八重山観光フェリー、竹富町の公式情報をもとに、ペット連れで八重山を回るときに引っかかる決まりを順番にまとめます。

早見表|ペット連れで引っかかる決まり(2026年10月時点)

場面 決まり 出典
飛行機(ANA・ソラシドエア) 犬・猫は預け入れのみ。5月1日〜10月31日は短頭犬種を預からない 各社のペットのページ
飛行機の料金(ANA) 税込6,600円。那覇=石垣・宮古=石垣などは税込4,400円 ANA
飛行機の料金(ソラシドエア) 那覇-石垣線は税込4,400円(ケージ貸し出し代込み) ソラシドエア
高速船(安栄観光) 小型はケージに入れて外部席。ケージの貸し出しなし 安栄観光 よくあるご質問
高速船(八重山観光フェリー) 小型はケージで乗船可。船外席になる場合あり 八重山観光フェリー FAQ
西表島・由布島など 旅行者は猫を持ち込めない(違反は5万円以下の過料) 竹富町猫飼養条例
南ぬ浜町海浜緑地(石垣市) ペットを連れての入場は禁止 石垣市

飛行機|犬・猫は貨物室に預ける

ANAとソラシドエアのペットのページでは、犬・猫は預け入れは可、機内持ち込みは不可です。預けたペットは客室ではなく貨物室で運ばれます。

夏は短頭犬種を預けられない

ANAは「毎年5月1日~10月31日の夏季期間は、他の犬種と比較して高温に弱く、熱中症や呼吸困難を引き起こす恐れのある「短頭犬種」のお預かりを中止させていただいております」としています。対象はブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、パグ、シーズー、ボストン・テリアなどです。ソラシドエアも同じ期間に短頭犬種の預かりを中止していて、犬種名に「ミニチュア」が付く場合も対象、ミックス犬は対象外と書いています。スカイマークは、パグやシーズーなどの短吻種犬を期間を区切らずに断っています。

石垣島の海のシーズンはこの期間とほぼ重なります。短頭犬種と夏の八重山へ行く計画は、ANA・ソラシドエア・スカイマークでは組めないと考えておきましょう。

料金とケージ

ANAの料金は国内線で税込6,600円、那覇=石垣や宮古=石垣などの一部路線は税込4,400円です(1個・1路線あたり)。ソラシドエアは那覇-石垣線が税込4,400円で、ケージの貸し出し代を含みます。5月1日〜10月31日は、ANA・ソラシドエアともにケージを二重にしたりカバーを付けたりした状態では預かりません。ANAはこの期間に保冷剤と給水器を取り付けるサービスも行っていますが、貸し出し用の給水器は数に限りがあるとしています。

JAL・JTAとPeachは、公式ページを直接取得できなかったため、料金や条件はこの記事では扱いません。予約する前に各社のペットのページで確かめてください。

石垣空港の滑走路
石垣空港の滑走路。預けた犬・猫は貨物室で運ばれる

高速船|ケージに入れて屋外の席へ

石垣港離島ターミナルから竹富島・小浜島・黒島・西表島などへ渡る高速船は、2社ともケージに入れた小型のペットなら乗せられます。

  • 安栄観光:「小型のペットの場合はお客様でゲージをご準備いただきそのゲージに入れた状態でのご乗船をお願いしております」。ケージの貸し出しはなく、座席は外部席(屋外の席)。大型のペットは事前に相談
  • 八重山観光フェリー:「小型であればゲージをご利用いただければ可能です」。船外席へ案内する場合があり、大型は事前に相談

2社ともケージ専用のスペースはないと書いていて、船のタイプや混み具合によっては乗船を断る場合があるとしています。屋外の席は日差しや波しぶきを受けやすいので、夏場や風の強い日は、ケージに日よけやタオルを用意しておくと安心です。ペットの船の料金は、2社とも公式ページに記載がありませんでした。混み合う時間帯を外し、ケージを置ける場所があるか乗り場で相談してから乗りましょう。

猫は西表島・由布島に連れて行けない

竹富町の「竹富町猫飼養条例」第23条は「観光客等は、西表島には猫を持ち込んではならない」と定めていて、違反すると5万円以下の過料の対象です。安栄観光のよくあるご質問にも、西表島への猫の持ち込みはこの条例で制限されていると書かれています。条例の施行規則では、由布島なども西表島と同じ扱いです。イリオモテヤマネコに猫白血病や猫エイズなどの感染症がうつるのを防ぐための決まりです。

竹富島・小浜島・黒島など西表島以外の島には、旅行者が猫を連れて行くことを禁じる条文はありません。ただ、同じ条例は町内のすべての島で、屋外にいる猫にみだりに餌を与えることも禁じています。猫を連れていく場合は、ケージから出さずに過ごすつもりで計画を立てましょう。

島で過ごすときの注意

石垣市の南ぬ浜町海浜緑地(人工ビーチ)は、「ペットを連れての入場は禁止」です。ほかのビーチについては、ペットの扱いを書いた公式の案内を確認できませんでした。泳げるビーチは海水浴の人が多いので、連れて行くなら人の少ない時間帯に、リードを付けて短時間にとどめましょう。

国立公園では、環境省が、自然公園法の改正で特別保護地区で規制されるのは「動物を放つこと」で、ペットの持ち込みを罰則付きで禁じるものではないと説明しつつ、「地域のマナーは尊重してください」としています。西表島の森や集落では、ペットを放さない、ふんは持ち帰る、を徹底しましょう。

黒島の集落
黒島の集落。島の道や浜では、ペットを放さずに歩く

飛行機に乗れることが分かったら、次に決めたいのは宿です。ペットと泊まれる宿は数が限られ、同じ部屋に泊まれるか、ケージが必要かも宿ごとに違います。飛行機の日程を決める前に、ペット可の宿が取れるかを予約サイトで確かめておきましょう。

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まとめ

ペット連れで八重山へ行くなら、ANA・ソラシドエアでは犬・猫は貨物室への預け入れだけで、5月1日〜10月31日はANAとソラシドエアが短頭犬種を預かりません。高速船は安栄観光・八重山観光フェリーとも、小型ならケージに入れて乗れて、屋外の席になることがありますが、専用スペースはなく、断られる場合もあります。猫は西表島・由布島などに連れて行けません。まず季節と犬種で飛行機に乗れるかを確かめ、次にペット可の宿を押さえてから計画を組みましょう。

参考・出典(公式サイト)

※ 情報は変更される場合があります。ペットの預け入れ・乗船の条件は各航空会社・船会社でご確認ください。(最終確認:2026年10月)

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