石垣島が混むのはいつ?|月別の入域観光客数で見る繁忙期と、予約を動かすタイミング

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エメラルドグリーンの海と白い砂浜が続く石垣島周辺のビーチ

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石垣島の旅程を組むとき、「いつが混むのか」は天気と同じくらい効いてきます。混む月は航空券も宿も先に埋まり、同じ宿でも値段が変わります。ただ、石垣島は月別の入域観光客数を市が毎月公表しているので、混み具合は感覚ではなく数字で確かめられます。この記事では公表データをそのまま並べて、混む月・空いている月と、そこから逆算する予約の順番を整理します。

月別の入域観光客数|最多は8月、最少は2月

石垣市企画部観光文化課が公表している「石垣市入域観光推計」から、直近で1年ぶんそろっている2025年(令和7年)の月別を並べます。

月別の入域観光客数(2025年・人)

15万10万163,665人
123456789101112

月別の平均気温(平年値・℃)

30℃25℃20℃29.6℃18.9℃
123456789101112
上のグラフ=石垣市企画部観光文化課「石垣市入域観光推計(令和8年7月分)」に収録された令和7年(2025年)の月別実績。年計は1,490,152人。下のグラフ=気象庁「平年値(年・月ごとの値)」石垣島(統計期間1991〜2020年)の月平均気温
数字で見る(月別の一覧)
月 入域観光客数(人) 平均気温(℃)
1月 94,077 18.9
2月 86,306 19.4
3月 130,199 20.9
4月 131,192 23.4
5月 118,195 25.9
6月 121,310 28.4
7月 130,880 29.6
8月 163,665 29.4
9月 137,874 28.2
10月 130,479 26.0
11月 123,307 23.6
12月 122,668 20.5

いちばん多いのは8月の163,665人、いちばん少ないのは2月の86,306人で、その差はおよそ1.9倍です。8月を除くと3月から11月は11万〜13万人台に収まっていて、数字がはっきり下がるのは1月と2月だけだとわかります。夏を外せば空く、という島ではありません。

気温のほうは年間を通して高く、平年値ではいちばん暑い7月が29.6℃、いちばん涼しい1月でも18.9℃あります(気象庁・統計期間1991〜2020年)。人がいちばん少ない2月は19.4℃、いちばん多い8月は29.4℃です。

2026年(令和8年)に入ってからの数字も出ています。1月118,760人・2月97,203人・3月135,377人・4月125,912人・5月111,177人・6月109,213人・7月143,963人で、1〜7月の累計は841,605人。前年同期の812,159人に対して103.6%です。とくに1月が前年同月比126.2%と伸びていて、冬の閑散期も以前ほど静かではなくなってきています。

2番目に多いのは9月|混雑と台風が重なる月

意外に見えるのが9月の137,874人で、8月に次ぐ2位です。夏休みが終わって料金が下がる時期ですが、人は減りきりません。そして夏から秋は、台風の影響を受ける時期と重なります。

台風が来たときに何が起きるかは、同じ推計表に具体例が残っています。9月そのものの記録ではありませんが、2026年7月分の本文には「台風9号の接近により10日及び11日は空港が終日閉館し、前後の日にも欠航が生じており、これらが空路の主な減少要因とみられ、気象要因を除けばおおむね前年を上回る水準にあったものと考えられる」と書かれています。空港が2日続けて閉まれば、その前後まで便は乱れます。人が多い時期に台風が来ると、振り替えたい人の数だけ席の奪い合いになります。9月に行くなら、変更できる航空券と、予備日1日の価値が他の月より大きくなります。

海を望むリゾートホテルのプール
繁忙期はホテルの選択肢が先に減ります。日付が動かせないなら、押さえる順番を決めてから動きます

日付が決まっているなら、押さえる順番を守る

混む月に行くと決めているなら、早さより順番です。ANAは国内線について「搭乗日355日前(日本時間午前9:00)から予約・販売いたします」と案内していて、1年近く前から座席を押さえられます。宿と船はそのあとで構いません。航空券→宿→船・ツアーの順で、日付を後ろに向かって固めていくのが、選択肢がいちばん多く残る組み方です。航空券の買い方そのものは別記事にまとめています。

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月の混雑とは別に「その日だけ混む」日がある|クルーズ船

石垣島にはもう1つ、カレンダーに出てこない混雑があります。クルーズ船の寄港日です。2026年7月の入域観光客数143,963人のうち海路は24,776人で、そのうちクルーズ船による入域者は23,704人。1日で数千人単位が市街地に降りる日がある、ということです。

石垣市港湾課によると、石垣港クルーズ岸壁では、急病人の発生や天候の悪化といった緊急時を除き、クルーズ船の受入れは1日1隻のみ、着岸は7時00分以降と決められています。寄港予定は那覇港・平良港(宮古島市)と共同の「クルーズ船寄港予約システム(NACRU)」で公開されていて、旅行前に日付を調べられます。

クルーズ岸壁は新港地区にあり、市街地までは車で約10分。船によっては乗客専用の無料シャトルバスがクルーズ岸壁とユーグレナ石垣港離島ターミナルの間で運行されます。つまり寄港日は、離島ターミナル周辺とユーグレナモールに人が集中します。その日は市街地の買い物を朝に済ませるか、離島へ渡ってしまうほうが動きやすくなります。

ユーグレナモールのアーケード内部
ユーグレナモール。クルーズ船の寄港日は市街地の人出が一段上がります

宿が一気に埋まる週末|マラソンとトライアスロン

月でも寄港日でもなく、大会で埋まる週末もあります。石垣市港湾課はクルーズ船社への案内として、「毎年1月の日曜日(第3・第4日曜日)は『石垣島マラソン大会』が開催される時期」「毎年の4月の日曜日(第2・第3日曜日)は『石垣島トライアスロン大会』が開催される時期」であり、寄港を断る場合や事前調整が必要な場合があると明記しています。港の受け入れを調整するほどの規模ということです。

1月は数字がはっきり下がる月、4月は131,192人と年間でも上位に入る月で、混み方の性格は正反対です。それでもこの週末だけは、どちらも宿とレンタカーが先に動きます。月の数字だけを見て日程を置くと、宿だけ取れないという形でつまずきます。祭事や大会の時期は別記事のカレンダーにまとめています。

まとめ

石垣島の混雑は、公表データで見ると8月が突出、2月が最少、その差は約1.9倍。8月と、数字が下がる1月・2月を除けば月ごとの差は小さく、9月は8月に次ぐ2位でありながら台風の影響を受けやすい月です。空いているのは1月と2月だけ、と考えておくと日程の期待値がずれません。そこへ、クルーズ船の寄港日はシステムで事前に調べられること、1月と4月にはマラソンとトライアスロンの週末があることを重ねます。この3つがそろえば、混雑は避けるものではなく、先に知って順番を変えるもので足ります。

参考・出典(公式サイト)

※ 観光客数の統計は推計値であり、大会の日程やクルーズ船の寄港予定は変更される場合があります。おでかけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください(最終確認:2026年9月)。

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