石垣島の日の出時間|月別早見表と朝日が見える東海岸3か所

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玉取崎展望台から望む平久保半島とサンゴ礁の海

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石垣島は「夕日の島」として紹介されることが多い場所です。けれど東側を向けば、太平洋から昇る朝日が待っています。しかも石垣島の日の出は、本州よりもずっと遅い時刻。夏なら5時台後半、冬は7時半ごろです。この記事では国立天文台の計算値による石垣島の日の出時刻と、東海岸で朝日を見られる場所、早朝に動くときの注意点をまとめます。

石垣島の日の出は、夏は東京より1時間半近く遅い

国立天文台の暦計算室で石垣島(北緯24.34度・東経124.16度)の日の出時刻を計算すると、1年でいちばん早い日の出は6月上旬の5時54分ごろ、いちばん遅いのは1月中旬の7時29分ごろです。その差はおよそ1時間35分。同じ島でも季節によって、朝の始まりがこれだけ動きます。

おもしろいのは東京との差です。石垣島は日本の西寄りにあるため、日の出も日の入りも遅くなります。

時期(2026年) 石垣島の日の出 東京の日の出 差
1月15日 7:29 6:50 39分遅い
3月15日 6:53 5:52 61分遅い
6月5日(最も早い) 5:54 4:26 88分遅い
9月15日 6:29 5:23 66分遅い
12月15日 7:19 6:43 36分遅い
国立天文台 暦計算室「こよみの計算」で石垣島・東京を計算した値です。日付によって1〜2分ずれます

これが旅の組み立てを左右します。本州の感覚では夏の日の出は4時台というイメージがありますが、石垣島の6月の日の出は5時55分前後(いちばん早い6月上旬で5時54分)。日の出の1時間前後に起きれば、近い場所なら間に合います(平久保崎のような遠い場所はさらに前に出発)。逆に冬は7時半近くまで昇らないので、朝日を見てから朝食にしても慌てずに済みます。石垣島では夏は日の出が早く日の入りが遅く、6月中旬の日の入りは19時33分。明るい時間が朝も夕方も伸びます。

月別の日の出時刻|毎月15日の早見表

旅の日程に合わせて見られるよう、2026年の毎月15日の値を並べました。日の出が6時より前になるのは5月中旬から7月上旬ごろまで(5月18日に5時59分。7月4日には6時00分に戻ります)。毎月15日で比べると、10月から2月は6時40分より後で、12月は7時19分、1月は7時29分まで遅くなります。

石垣島の日の出時刻(2026年・毎月15日)

7:307:006:306:007:295:55
123456789101112
国立天文台 暦計算室「日の出入り@石垣島」で2026年の毎月15日を計算した値。線が上にあるほど日の出が遅い。日付によって1〜2分ずれます
数字で見る(月別の日の出・日の入り)
日付(2026年) 日の出 日の入り
1月15日 7:29 18:17
2月15日 7:17 18:38
3月15日 6:53 18:52
4月15日 6:22 19:05
5月15日 6:00 19:19
6月15日 5:55 19:33
7月15日 6:04 19:34
8月15日 6:18 19:18
9月15日 6:29 18:48
10月15日 6:41 18:17
11月15日 6:59 17:57
12月15日 7:19 17:58

日の入りは6月15日の19時33分と7月15日の19時34分がいちばん遅く、毎月15日で比べると11月15日の17時57分がいちばん早くなります。6〜7月は朝日から夕日まで13時間半以上あり、11月から1月は11時間を切ります。朝日と夕日を1日で両方見るなら、夏のほうが間の時間を広く使えます。

昇る方角は季節で約52度動く

もうひとつ知っておきたいのが太陽が昇る方角です。同じ計算によると、石垣島で日の出の方位(北を0度として東回りに測った角度)は、夏至のころが63.7度、冬至のころが115.5度。1年で約52度も動きます。春分の日は89.9度、秋分の日は89.6度で、このころはほぼ真東から昇ります。

つまり夏はかなり北寄り、冬は南寄りから昇るということ。「海が見えるから大丈夫」ではなく、その季節に太陽が顔を出す方角が開けているかどうかが分かれ目になります。北東から南東まで、東側がまるごと開けている場所を選べば季節を問いません。

玉取崎展望台へ続く遊歩道と東屋
玉取崎展望台へは駐車場から遊歩道を登ります。朝の光の中を歩く時間も見込んでおきましょう

朝日を見るなら東海岸|3つの場所

①玉取崎展望台|東側のサンゴ礁を見下ろす

石垣市伊原間にある展望台です。石垣市観光交流協会の説明によると、展望台からは左に伊原間湾、正面にはんな岳、右に美しいサンゴ礁の海を一望でき、島の東側に向かって視界が開けています。駐車場があり、利用時間の定めは公式には書かれていません。南ぬ島石垣空港から車で約20分と近く、早起きの負担が小さいのも利点です。詳しい行き方は玉取崎展望台ガイドにまとめています。

②平久保崎|二つの海の間から昇る

石垣島最北端の岬(石垣市平久保234-50)。石垣市観光交流協会によると、灯台から眺めると「右手に太平洋、左手に東シナ海という絶景が広がります」。さえぎるものがほとんどなく、北東寄りに昇る夏の朝日とも相性がいい場所です。駐車場はありますが、空港から車で約40分・石垣港離島ターミナルからは約60分かかるため、日の出時刻から逆算して暗いうちに出発する前提になります。

③白保海岸|空港から近い海辺の朝

空港と市街地の中間にある白保は、世界最大級といわれるアオサンゴの大群落で知られる集落です。WWFジャパンによれば、白保の海には120種以上のサンゴと300種以上の魚類が生きており、地域の人々からは「宝の海」「命つぎの海」と呼ばれてきました。海沿いの護岸からは水平線がまっすぐ見渡せます。地元の観光案内チャンネルが公開している朝の記録映像でも、護岸から昇る朝日の様子が紹介されています。

なお、白保にあったWWFの「しらほサンゴ村」は2021年6月30日で一般向けの公開を終了し、施設は白保公民館に譲渡されました。見学施設として訪ねる場所ではない点だけ、頭に入れておいてください。

平久保崎の石垣島最北端の標柱と白い灯台
平久保崎は空港から車で約40分。日の出時刻から逆算すると、出発は暗いうちになります
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早朝に動くときの注意と、そのあとの過ごし方

朝日を見に行く道は、たいてい暗いうちに走ることになります。環境省の西表石垣国立公園のページには、希少な野生生物の保護対策として「島速度(時速40km以下)での運転を呼びかけるなどの交通事故防止対策」を実施していると書かれています。カンムリワシをはじめ、この島の道路には希少な生きものが降りてきます。野生生物が出てくる前提で、速度を落として走ってください。運転の勘どころは石垣島のレンタカーガイドにまとめています。

時間配分は、日の出時刻の30分前に現地に着くのが目安です。空が白み始めてから太陽が顔を出すまでの変化が、いちばん見応えのある時間帯だからです。玉取崎は駐車場から遊歩道を登るので、そのぶんの時間も足してください。

朝日を見たあとの過ごし方にも触れておきます。石垣島の北部などを含む西表石垣国立公園は、ダークスカイ・インターナショナルから星空保護区(ダークスカイ・パーク)の認定を受けている場所です。石垣市によると、2018年3月30日に暫定認定を受け、2026年5月27日付でダークスカイジャパンのサイトに正式認定の記事が掲載されました。日の出前にはまだ星が残っています。星の探し方は石垣島の星空ガイドに、夕方の楽しみ方は下のサンセット記事にあります。朝日と夕日を1日で両方見るなら、間の時間は夏が長く、冬は短くなります。

まとめ

石垣島の日の出は6月上旬の5時54分がいちばん早く、1月中旬の7時29分がいちばん遅い。夏は東京より1時間半近く遅いので、本州の感覚より起きるのが楽です。昇る方角は夏至の63.7度から冬至の115.5度まで約52度動くため、東側が広く開けた場所を選ぶのが確実。空港から近い玉取崎展望台と白保、最北端の平久保崎の3か所を、その日の日の出時刻から30分さかのぼって目指してください。暗い道は時速40km以下で。

参考・出典(公式サイト)

※ 日の出時刻は計算値で、日付により1〜2分前後します。施設の状況は変更される場合がありますので、おでかけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。(最終確認:2026年10月)

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