黒島と小浜島、どっちに行く?|冬ダイヤの便数・坂の有無・島内の移動と宿で比べる

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石垣島から日帰りで行ける離島のうち、黒島と小浜島は、どちらも高速船で約25〜30分です。大人の片道運賃は黒島1,850円、小浜島1,720円で、差はほとんどありません。違いが大きいのは、船の便数、島の起伏と島内の移動、それに泊まれる宿の種類です。この記事では、2026年10月1日からの冬ダイヤの時刻と、竹富町・竹富町観光協会の案内をもとに、2島を比べます。

早見表|黒島と小浜島の違い

比べる点 黒島 小浜島
石垣港からの所要 約25〜30分 約25〜30分
大人運賃(片道/往復) 1,850円/3,590円 1,720円/3,340円
冬ダイヤの便数(2社合計・2027年2月まで) 1日6往復 1日10往復
島の起伏 坂のない平坦な島 アップダウンがある(大岳は海抜99m)
島内の移動 レンタサイクル・レンタバイク・レンタカー・公共ライドシェア(予約制) レンタサイクル・レンタバイク・レンタカー・島の見どころを回る観光バス
見どころ 牧場と牛・伊古桟橋・仲本海岸 大岳・シュガーロード・細崎・赤瓦の集落
宿 少なめ(観光協会のサイトに載る宿は1軒) リゾートと民宿

運賃は安栄観光・八重山観光フェリーの2社とも同じで、燃料油価格変動調整金を含んだ金額です。小人(小学生)は黒島が片道950円、小浜島が片道870円です。

冬ダイヤの船の時刻

どちらの島も、石垣港離島ターミナルから安栄観光と八重山観光フェリーの船が出ています。時刻は2社で別々です。

航路・船会社 石垣発 島発(石垣行き)
黒島・安栄観光 8:00/13:30/16:00 8:40/14:10/16:40
黒島・八重山観光フェリー 8:30/11:45/16:30 9:10/12:25/17:10
小浜島・安栄観光 9:40/11:00/14:50/16:20 10:20/11:40/15:30/17:00
小浜島・八重山観光フェリー 7:30/9:00/10:15/14:00/16:00/17:00 8:10/9:40/10:55/14:40/16:40/17:40

安栄観光は2026年10月1日〜2027年3月31日、八重山観光フェリーは2026年10月1日〜2027年2月28日の時刻です。黒島は2社合わせて1日6往復と便が少なく、石垣港へ戻る便は12:25の次が14:10です。半日で帰るつもりなら、帰りの便を先に決めておきます。小浜島は1日10往復あり選べる時間帯が多いものの、石垣港へ戻る便は11:40の次が14:40と、昼に3時間あきます。

黒島と小浜島を直接結ぶ定期便は、2社の時刻表にはありません。2島とも行くなら、いったん石垣港に戻って乗り継ぎます。安栄観光は、石垣港や各島での乗り継ぎ時間を30分以上あけるよう案内しています。

黒島が向いている人

竹富町によると、黒島は「人口約220人に対して、牛の数は3000頭を越える」島で、ハートの形をしています。町は「坂のない平坦な島」なので自転車でゆっくり回るのがよいと紹介していて、観光協会も「レンタサイクル・レンタバイクでも比較的楽に」散策できると案内しています。牧場の間を自転車で走り、遠浅の海に伸びる伊古桟橋や、潮だまりに熱帯魚が見られる仲本海岸へ行くのが、黒島の過ごし方です。

黒島 浜から遠浅の海へ伸びる伊古桟橋
黒島の伊古桟橋。遠浅の海にまっすぐ伸びている

自転車に乗らない人は、島内で運行されている公共ライドシェアが使えます。八重山観光フェリーは「黒島観光の際の移動手段としてもご利用いただけます」と案内しています。電話での予約制で、料金は一般1名1乗車500円(現金のみ)です。運行は株式会社ルート黒島で、予約受付は9:00〜18:00、当日でも空席があれば予約できます。

海に入るなら、観光協会の案内を先に読んでおきます。観光協会は「どの海岸も遊泳を推奨していません」としたうえで、仲本海岸には休憩所・トイレ・シャワー更衣室があること、泳ぐときはライフジャケットを着けること(貸し出しはなし)、流れの弱い干潮の前後2時間に泳ぐのがよいことを案内しています。

毎年2月の最終日曜日には「黒島牛まつり」があり、町は当日に約4000人が島を訪れると紹介しています。この日に行くなら、船と宿は早めに押さえます。

小浜島が向いている人

小浜島は、大岳(海抜99m)からの眺めが見どころです。竹富町は「与那国島を除く8つの島々が見渡せる」と紹介しています。サトウキビ畑の間を通るシュガーロード、赤瓦の民家が残る集落、西表島が目の前に見える細崎もあり、NHKの朝ドラ「ちゅらさん」の舞台としても知られています。

小浜島 サトウキビ畑の間を通るシュガーロード
小浜島のシュガーロード。両側にサトウキビ畑が続く

黒島と違うのは、坂があることです。観光協会は「アップダウンがある為、体力に自信がない方は、レンタカー・レンタバイクをご利用下さい」とし、運転に自信がない人には島の見どころを回る観光バスを勧めています。レンタカーは台数に限りがあるので、予約しておくよう案内されています。

泊まりで選ぶなら、小浜島には「はいむるぶし」や「星野リゾート リゾナーレ小浜島」といったリゾートがあり、民宿もあります。観光協会のサイトに載っている黒島の宿は1軒で、小浜島に比べると選択肢は少なめです。リゾートで過ごす時間も旅の目的に入るなら、小浜島に泊まって翌日に別の島へ回る組み方もできます。宿は、日程が決まった段階で押さえておくと動きやすくなります。

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1日で2島とも回るなら

直行便がないので、黒島を午前、小浜島を午後にする組み方の一例です。

  • 石垣港8:00発(安栄観光)→黒島で自転車か公共ライドシェア
  • 黒島12:25発(八重山観光フェリー)→石垣港
  • 石垣港14:00発(八重山観光フェリー)→小浜島
  • 小浜島17:00発(安栄観光)または17:40発(八重山観光フェリー)→石垣港

黒島で約4時間、小浜島で約2時間半〜3時間(17:40発なら約3時間)です。行きと帰りで船会社が変わるので、運賃は片道運賃を4回分足すと大人7,140円です。ただ、どちらの島も島内の移動手段を借り直すことになり、小浜島は坂があるので、2時間半〜3時間で大岳と細崎の両方を自転車で回ると慌ただしくなりがちです。初めてなら1日1島にして、島での時間を長く取るほうが無理がありません。

まとめ

黒島と小浜島は、石垣港から船でどちらも約25〜30分、大人片道1,850円と1,720円です。平坦な道を自転車でのんびり走り、牛と遠浅の海を見たいなら黒島、大岳からの眺めやドラマの舞台を巡りたい・リゾートに泊まりたいなら小浜島が向いています。冬ダイヤの便数は黒島が1日6往復、小浜島が10往復で、黒島は便が少ないので帰りの便を先に決めておきます。2島を結ぶ直行便はなく、両方行くなら石垣港で乗り継ぎます。

参考・出典(公式サイト)

※ 情報は変更される場合があります。船の時刻・運賃、ライドシェアの料金は各公式サイトでご確認ください。(最終確認:2026年10月)

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